NISSAN PAO (PK10)
パオ (Pao) は、日産自動車が1989年に企画・販売した小型自動車である。
車名の由来は中国語の包(パオ)で、モンゴルの遊牧民の組立式家屋の意味。ゲルのこと。
型式はE-PK10型。同社のK10型マーチをベースとしたパイクカーシリーズの第2弾であり、普段と違う気分を演出するデイ・リゾート・カー(造語、デイリー+リゾート+カー、都市の日常生活でリゾート気分が味わえる車という意味)をコンセプトにしていた。
パオのデザインについて、コンセプターの坂井直樹は、「バナナ・リパブリックという服飾ブランドのコンセプトである『旅行やサファリの冒険気分を味わえる服』を、そのままクルマのデザインやコンセプトに置き換えてみようというものだった」と語っている。
※Wikipediaより
この車、2005年6月に1諭吉で買取したものを、いつか乗ろう!と思い寝かしておいた車でした。
いつか値段が上がるかも・・なんて思っていたんですが、全然でした(笑)
第3弾のフィガロは人気あって高値でしたが、パオは、特にこの水色は人気ありませんでしたね。
キャンパストップの5速ミッション、距離も10万キロ(タイベル交換済)の物で、決して程度は良くありません。
車検も切れていましたので、2007年3月ユーザー車検で取得し、晴れて公道再デビューしたんですが
なにせキャンパストップから水は漏るは、エアコンは弱いはで、夏はとても乗られた車じゃありませんでした。
幸いにも、この年の夏、オプティを手に入れてましたので、殆どそちらに乗っている状況で、形としては
ゆみっこの車と言う事にしていたのです。(この頃ゆみっこは車が必要なかったんです)
今の車にない、レトロチックな形がゆみっこはお気に入り!で、あちこちとこの車で出かけたのでした。
①荷物を満載してのキャンプ2回
リアシートを倒すと、スクエアな形のせいか、意外に荷物がのるんですね~
3泊のキャンプ用品は、見事に入りました・・・・がかなりぎゅうぎゅうだった事は言うまでもありません。
2007年10月奥久慈キャンプの道中 筑波山をバックに 2008年10月外房ワイルドキットキャンプ場
②雪の中を走るパオ
この時に、とんでもない事が起こったんです。
いよいよキャンパストップの幌がダメになり、ちょ~~激安幌をゲット!自分で張り替えたのですが
走行中に「バラバラバラ~~~」と取れてしまい、手で押さえながら走行。
たまたま目に付いたカイ●ズホームに立ち寄り、強力接着剤で完全に塞ぎ、雪の中を走ったのでした。
2008年12月 飯坂温泉道中福島県郡山市R4号線 山形県米沢市R13号
③あちこちでのパオ
雨は漏る、エアコンは弱い、ヒーター弱い、エンジンからカタカタ音でる、たまに突然止まる・・・・など
きりがない車でしたが、ホント、北は山形県から西は名古屋までこの車と良く出かけました。
2008年9月 茨城県真岡鉄道SLと ・・・ 2008年8月豪雨で水没しかかった・・・
エンジンもはっきりって非力、5速マニュアルだったのでまだ良かったですが、ATなら・・
だた乗り心地はロールセンターが高く、平行ロールに近い(駕籠のような感覚)
シトロエンのような大衆車的な乗り心地に設定されているせいか、思いのほか良かったです。
2007年9月 房総半島白浜R410号線
車名:パオ 所有期間2005年6月~2009年3月
2009年3月、車検を迎えるにあたって、ほうぼう交換しなければならなく、そこまでして維持しなくても・・・
と言う結論に達し、パオ君は知り合いの解体屋さんで昇天させていただきました。